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キリスト信者の扶助者おとめ聖マリア
                 祭日 5月 24日


 教会の歴史を調べると、聖母マリアが何回も特別な助けをお与えになったことは明白である。聖母の連願の中に「キリスト信者の助け」ということばが、昔からあったがこれを特別な祝日と定めたのは教皇ピオ7世である。彼は、ナポレオン皇帝からフランスに捕虜として連れて行かれたが5年後に聖母の御保護で無事にローマに帰ることができた。そのために聖母に感謝をあらわすこの祝日をさだめたのである(1815年)。同じ年に生まれた聖ドン・ボスコはのちに扶助者聖マリアに対する信心を世界的に広げた。それは、個人的な必要というよりも、多くの困難に悩んでいる教会のために、聖母のおん助けを願うためである。